Naomi ge Kotari 

アッドゥ環礁ヒタドゥ島ホームステイ記(2001年3月)

旅の準備編

(※現在は状況がかなり異なります)

ヒタドゥの位置/出発から到着まで…国内便連絡先、許可証、タクシー


ヒタドゥの位置

モルディブは、スリランカの南西約675kmに位置する群島です。東西118km,南北754kmにわたって島が散らばっています。モルディブ最南端にあるAddu atoll(Seenu atoll)の主島Hithadhooに、私は行って来ました。首都マーレから478kmの距離にあり、フルレ国際空港から飛行場のあるガン島まで、飛行機で1時間半ほどです。<図:モルディブ。黄色い部分が、アッドゥアトール。>

アッドゥアトールの地図はこちら。


出発から到着まで:国内便連絡先、許可証、オーシャンエアライン、タクシー

許可証(INTER-ATOLL TRAVEL PERMIT FOR FOREIGNERS):

モルディブでは、リゾート島及び首都マーレ以外の場所へ行くのに、許可証が必要です。その他、昼間、リゾート島で行っているオプショナルツアーのアイランドホッピングで訪れる居住島は許可なしでオーケーです。私の訪れたアッドゥアトールは、イクエーターヴィレッジというリゾートがガン島にあるので、その宿泊客なら昼間、貸し自転車などで、マラドゥ、フェードゥ、ヒタドゥ(これらはガン島と橋で繋がっている)を許可なしで訪れることができます。しかし、夜間もリゾート以外の場所に滞在するのには、許可証が必要です。この許可証の取得の仕方は、地球の歩き方にも記載されているので、ここでは省きますが、実際にモルディブへ着いてから取得していたのでは、日数がかかってしまいます。私は、事前に友人にパスポートのコピーを送って取得してもらいました。許可証取得には、10ルフィヤかかります。

入国カードに、滞在する島の名前を書く欄がありますが、今回、そこに書くべきリゾート名がなかったので、正直にヒタドゥと書きました。案の定、入国の際に、数人で「この人、ヒタドゥに行きたいんだってさ、どうなの?」みたいなやりとりがありました。ここで、許可証のファックスによるコピーを見せながら説明してなんとかクリアしました。

国内便(※現在は下記とは異なります):

今回私が訪れたのは2001年3月でしたが、この訪問の計画の段階では、国内便の運行が停止していました。2000年8月から9月にかけて、飛行機の故障で、フルレ-ガン間の運行は停止していました。今は、フルレ-ガン間は一日二便運行しています。ひとつは、政府(sarukaaru)が運営しているDASH8という小型の機体で、もうひとつは、民間のOCEAN AIR PVT. LTD. が運行している40人乗りの機体です。こちらは、イクエーターヴィレッジの宿泊客が半数を占めていました。料金は、どちらも外国人は119ドルです。ちなみに、モルディブ人は80ドルです。国営の方は、HPもあり、日本からも予約出来ます。

国営(HPと電子メールアドレス)

http://www.airports.com.mv/index.html
Reservations & Ticketing <sales@island.com.mv>

オーシャンエア(住所)

Boduthakurufaanu Magu, Male' 20-05, Republic of Maldives

私が日本から予約した国内便は国営の方でしたが、前日の段階で、定刻より遅くなることがわかり、友人がオーシャンエアの方に予約し直してくれてました。帰りも、国営の方は、定刻時刻より遅くなっていました。

オーシャンエアライン(※現在この会社はありません):

スチュワーデスとスチュワート各一名ずついました。飲み物は、炭酸飲料と食後のコーヒーだけでした。往路では、炭酸飲料に氷が入れられてましたが、復路では入れるかどうか尋ねられました。この氷、ミネラルウォーターで作られたかどうかはわかりませんので、氷なしで注文する方がよいでしょう。

ちなみに、ガン空港から出発する際には、手荷物を全部開けてチェックします。(ガン空港は改築されていて、現在は状況が異なります)

<写真:オーシャンエアラインの機内食(ツナサンド、カップケーキ、トマト、ヘディカ(ツナと玉葱が入っている揚げ物)、食後に食べるというビンロウの実。これは、割り箸の味がしました。)>
ビンロウの実の拡大写真

タクシー:

マーレのタクシーについては、地球の歩き方に詳しく記載されているので、そちらの方を参考になさって下さい。

アッドゥアトールのタクシーは、空港に飛行機が到着すると待機してるってわけではありません。電話でタクシーを呼ばなくてはなりません。タクシーで、空港のあるガン島からヒタドゥまでは、片道100ルフィヤ(ドルなら10ドル)かかります。(※現在は値段が異なります)

このタクシー、ちょっとわけわからない事がありました。帰りに、ヒタドゥからガンまでタクシーを利用したのですが、途中で何者かが大きな段ボール箱と共に乗り込んできました。(ヒタドゥでだったので、かなりはじめのうちから)私が全額10ドル払ったので、この「マーレ-フルレ間のチャーターで、現地の何者かが一緒に乗り込む」というパターンと同じ事が起こったわけです。相乗りするんだったら、半額払えよ!なんて腹立たしく思っていたのだけど、それを言えるだけの語学力もなく、まあ1200円くらいなんだからいいか・・・と泣き寝入り?しました。


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